北岡神社

千年の歴史と祈り

平安時代中期。今からおよそ1,100年前の承平四年(934)年、時の肥後国司・藤原保昌が、疫病と兇徒の乱に見舞われていた肥後の国を鎮めるため、京都の八坂神社のご分霊を迎え創健されたのが北岡神社のはじまりと伝えられています。その後も歴代天皇からの崇敬を集める九州随一の勅願社(天皇が国や地域の安定と平和を祈願する神社)としての格式を今に伝えるとともに、熊本の地に能狂言の伝統を深く根付かせるなど伝統文化の庇護者としての役割を担ってきました。