祇園會

祇園會

  1. 祭の歴史
  2. 神幸行列
  3. 祇園會
  4. 神輿復興基金
ぎをん

当神社の青年有志の会である『祇園會』は、神社の発展及び地域社会に寄与し、ひいては神社神道の宣布普及と興隆を図り、伝統文化の継承を行うことを目的ととした会であります。

北岡神社は創建一千有余年の歴史を有する神社で、現在でも「祇園宮」もしくは「祇園社」と呼ばれ広く親しまれ崇敬されており、それに因んでこの会の名称が付けられました。

現在、神社の周辺では九州新幹線全線開通に向けて都市計画道路の整備や区画整理事業が急速に進められており、氏子地域の過疎化も進み町並みも大きく変わり、神社境内を取り巻く環境も著しく変貌を遂げようとしています。

そのような中、次第に忘れられつつある神様を敬う心と伝統文化を継承し、地域興しに向けて熱い思いを抱く青年有志たちにより、平成十四年四月に『祇園會』は結成されました。

祇園會 祭りの様子

当会は町興しの一環として、戦後の混乱期で姿を消してしまった夏祭りで行われていた神幸行列の復興を目指しております。熊本の夏の風物詩として大きな賑わいをみせていた神幸行列を何とか復興し、神輿を担ぎ出し街中を練り歩いていた活気旺盛な「祇園祭」の実現のため、会員一丸となって取り組んでいるところです。

その取り組みの一つとして、夏祭りに夜市ブースを出店しその収益の一部を神輿の修復の為の基金とするべく、会をあげて夏祭りの活性化を目指しているところでもあります。

また平成十九年三月には、当会創立五周年記念事業として、神幸行列復興の周知と地域住民の親睦を兼ねた、花見とジャズ演奏によるライブコンサート「夜桜とジャズのしらべ」を夜間開放された神社境内において催し、地域住民や企業団体など多数の方々にご観賞頂きました。

また、同年八月三日の大祭最終日には、神幸行列の足掛かりとするべく十五年ぶりに子供神輿行列の復活を成し遂げ、「祇園祭神幸行列」の実現に向けて着実に一歩ずつ進めております。

このような本会の趣旨を御理解頂き、夏祭り神幸行列の復興に向け、皆様方のご支援とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。